みなさまの貴重な「今」は存在します。
みなさまの「今」が、
満ち足りた時となるように、
知識・技術・経験・思いやりのもと、
医療に取り組んでいます。
その「今」があったからこそ、
出会えた人、気づけたこと、
見えてきたことがあると、
感じてもらえるように。
私たちが描く未来は、
「今」を共有し、地域のみなさまが、
無意識に笑顔で支え合える社会です。
時代が移り変わろうとも、
そんな社会を共に守り続け、
共に深めていきたいと願っています。
私たちの取り組み
地域のみなさまのニーズに合った病院として、一翼を担っていきたい。
医療は、わたしたちにとって、とても大切な社会保障の一翼といえます。人口減少や超高齢社会の波は、「すでに起こった未来」として、押し寄せており、いま、病院の役割は大きく変わろうとしています。
広島記念病院では、地域のみなさまのニーズに応えうる病院となるために、「消化器センター」の運営を開始し、急性期病院としての機能、社会復帰のためのサポート機能を強化しています。また、退院後の受け皿となる、かかりつけ医の先生との業務連携や、在宅支援、または介護施設・サービス提供などの幅広い分野において機能連携を進め、地域のみなさまのニーズに合った病院として、一翼を担っていきたいと考えています。
3つの取り組み

消化器疾患のリーディングホスピタルとして
広島記念病院では、2016年より、「消化器センター」の運営を開始しました。消化器疾患について、内科や外科といったこれまでの診療科の枠組みを取り払い、互いに専門性を持ち寄り治療にあたっています。中規模病院ならではの利点を生かし、迅速で専門性の高い診断と治療を心がけています。
また、2019年には、内視鏡センターをリニューアルオープンし、今後も消化器疾患のリーディングホスピタルとなるべく、スタッフ一同、質の高い診療を目指していきます。

早期発見 早期治療を
日本人の1/2が、がんになると言われる昨今。完治の決め手となるのは、早期発見・早期治療です。広島記念病院では、みなさまの健康管理のお手伝いをするために、人間ドック・健診を行っています。
人間ドック・健診は、通常の診療を行っている医師が実施しており、専門性の高い健診を目指しています。万が一、異常が見つかった場合でも、検査結果は病院内で共有され、すみやかに精密検査や専門的な治療が行える体制をとっています。
ご自分の健康状態を把握し、健康管理を進めるために、人間ドック・健診をぜひお役立てください。

「困ったら広島記念病院に」地域医療の中枢として
広島記念病院では、かかりつけ医の先生方や各医療機関との連携を、これまで以上に強化し、地域の医療機関が密に連携しあう「地域完結型」の医療を目指しています。
高齢化が進む我が国の社会情勢や地域や医療機関のみなさまのニーズに応えるべく、subspecialityをもったうえでどのような患者さんにも対応し、全人的医療や予防医療に取り組んでいくことも大変重要であると考えます。
消化器以外の疾患についても充実した医療を提供し、地域の「駆け込み寺」としてのサブアキュート機能も備えた病院として、「困ったら広島記念病院に」をモットーに、広島の地域医療の中枢のひとつになりたいと願っています。
地域に根ざした病院へ
地域の皆様との連携を大切に、
切れ目のない手厚い医療で患者さんと向き合っていきたい。
わたしたちは、かかりつけ医の先生方や各医療機関、市町村の行政機関、介護・福祉サービスなど関連する機関や関係者の方々と円滑な連携をとり、地域医療の一端を担っていきたいと考えています。みなさまが、切れ目のない、手厚い医療を受けられるよう、地域に開かれた医療を目指し、ともに患者さんの病と向き合って行きたいと考えています。
医療機関のみなさま、広島記念病院との医療連携に、どうぞご協力をよろしくお願いいたします。