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先輩研修医より

広島記念病院卒後臨床研修感想文

臨床研修医 R・Y

 平成16年度より開始された卒後臨床研修制度の第1期生として、広島記念病院で2年間研修させていただきました。
 
スーパーローテーション方式ということで、記念病院では1年半にわたって内科、外科、産婦人科、小児科と記念寿(老人保健施設)で研修させていただき、広島大学病院精神科、梶川病院脳神経外科、浜脇整形外科病院での研修を経て、2年間の研修を無事終えることができました。
 
  厚生労働省は各診療科のプライマリーケアを中心とした幅広い研修を唱えていましたが、その中でも消化器外科医になるための多少偏った研修を希望していた私にとって、記念病院は内科も外科も消化器疾患中心で、検査や手術件数も多く、産婦人科は良性疾患が中心であり、小児科も外来中心と、研修病院を選ぶ際に、これ以上希望に添う病院は、少なくとも広島県内には他に見当たりませんでした。
 
実際に研修してみると、期待していた通りの病院で、想像していた以上に多くの症例を担当させていただき、期待していた以上に多くの経験をさせていただけました。
 
研修医である私の方はもちろん初めてのことばかりでしたが、病院の方も大学卒業したばかりの研修医を受け入れるのは初めてのことであり、お互いに手探りと言うべきか臨機応変というべきか、「1年目は内科と外科を半年ずつ研修する」ということ以上に細かいことは決まっていないような状態で研修は始まりました。
 
前例がないため、やってみながらカリキュラムを作っていくようなスタートでしたが、細かいことが決まっていない分、とても自由に研修させていただいたと思います。
 
急患がきた時などは、上級医の指導のもとで採血からエコーなどの内科的検査を自ら行い、手術に参加し、術後も退院まで担当させていただくことができるなど、入院から退院まで診療科の枠を超えて経験できたことは、記念病院だからこそ可能な研修だったと思います。
 
  看護師さんに混じってルートをとらしてもらったり、検査室で検査をさせてもらったり、医師以外の職種の方々にも、忙しいなか時間を割いてたくさんのことを教えていただきました。病院の中どこに行っても暖かく迎えていただき、こんなに働きやすくていいのだろうかと思うほど、環境は非常に良かったと感じています。職員の皆様には、ご迷惑やご心配をおかけしたこともあるかと思いますが、暖かく接していただき心から感謝しております。
 
  また、梶川病院や浜脇整形外科病院で研修する機会があったという点でも、記念病院の研修プログラムを選んで良かったと思っています。これから一般外科医としてやっていく上で、幅を広げる非常に貴重な経験をさせていただきました。
 
  研修を終えて振り返ってみても、特に不満に思うところもなく、私にとってこれ以上の研修の場はなかったと思っています。2年間、本当にありがとうございました。今後とも、引き続きのご指導のほどよろしくお願いします。

 

平成18年8月8日掲載